マンションの管理は、法律よりも人間関係が大事

2011.11.04

あくまでも「建て替え反対」で、住戸に居座ってしまう区分所有者がいたら、どうなるだろう。今日から建て替え工事が始まるから、と他人が所有する家の中に入り込み、強制的に引き出して退去させるというのだろうか。区分所有法で建て替えが決議されていても、他人の家に勝手に入れば、住居侵入罪という刑法の対象になるだろう。無理矢理引き出せば、誘拐だの暴行といった重大な犯罪容疑が加わる可能性もある。そんなこと善良な市民にできるわけがなく、結局、区分所有者全員100%の賛成がなければ、建て替えは実現しない。

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事実、これまでに行われたマンションの建て替えも、すべて区分所有者全員の賛成を得て成し遂げられているのである。「建て替えは5分の4の賛成で実現します」というのは、あくまでも法律上のことでしかないのだ。マンションの管理は、法律の適用よりも、人間関係のほうが大事。何でもかんでも杓子定規に考え、すべてに法律で決められたことを優先させることは避けなければならない。





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