「工事監理」は行われていない

2011.12.23

「かんり」とひらがなにしたのは、実は2種類の「かんり」があるからです。ひとつは「工事監理」です。これは設計者が行うもので、工事が図面通り行われているか、工程通り進んでいるかなどをチェックする仕事です。もうひとつは「工事管理」です。これはゼネコンが行う工事現場での作業のマネジンメントです。海外ではCM(コンストラクティングーマネージヤー)が行う仕事です。この2つの「工事かんり」がきちんと機能していないと、欠陥が生じやすくなることは間違いありません。

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特に大切なのが、設計者が行う工事監理です。ところが、三流のデベロッパーは設計事務所を図面書き程度にしか扱っていません。設計料をどんどん削り、きちんとした工事監理など最初から頼むつもりはないのです。設計事務所としてはそこで、1〜2週間に1回、2時間程度の工事監理を申し訳程度に行っているのが現状です。まして、設計と施工を同じゼネコンが行う場合、ほとんど「工事監理」は行われていないといっていいでしょう。





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