不動産サイクルの動き

2011.10.28

狙おうとしている都市の不動産マーケットに見られている不動産サイクルの動きが、一般的なサイクルによるものか、あるいはもっと別の背景や事情によるものかの見極めは重要だ。分析と見込みに自信のある専門家であれば、このサイクルの各局面を見極めて投資を行うのは、経済行動として当然のことだ。逆に、不動産サイクルに不慣れで(あるいは実経験が不足するために)サイクル観をまだ明確には実感しにくい日本人にとっては、こうした投資行動は不安かもしれない。

[参考]
> 東京メトロ丸ノ内線(茗荷谷)の新築マンション
> 三木市の新築一戸建て
> 荒子川公園の賃貸
> 北方の賃貸
> 堺東の賃貸

例えば、「もう底入れが近く反転すると言うが、前回の失われた15年のときのように、10年以上も底が続く可能性もあるではないか」とか、「どこがピークでどこが底だかは、誰にもわかるものではない」などと考える人が少なくないと思われる。しかし、世界の不動産マーケットにおいて、直近のバブル崩壊後の日本の「失われた15年」は異例とさえ言える長い底だ。また、今では、その異常な長さが政策の失敗によるものということが解明されている。アランーグリーンスパン米連邦準備制度理事会(FRB)議長(当時)が、「100年に一度の危機」と称した金融危機後の不動産不況も、アジアではすでに回復が本格化し、米国も3年ぶりに住宅価格が反転している。「グローバルマネーはバブルを好む」が、この真の意味は、バブルの時点で高くなっているところに投資する、ということではない。その点、注意してほしい。そうではなく、不動産サイクルに沿って、バブルになりそうなマーケットを見出し、そこをターゲットに定め、上がる前に投資する、という意味である。また、逆に、すでにバブルとなっているところがあれば、バブルの破綻は彼らにとって、不動産価格の大幅値下がりや通常では買えない優良物件がマーケットに放出されることを意味する。彼らにとっては大きな投資機会だ。よって、何らかの事情でバブルが破綻するのを虎視沈々と狙っている、とさえ言ってもよい。これらグローバルマネーの特徴やその及ぼす影響をよく理解し、好むと好まざるとにかかわらず、ただその動きに翻弄されるということだけは避けなければならない。





Copyright (C) WWW.SELGES.ORG. All Rights Reserved. 物件情報案内公式ブログ - www.selges.org ブログ運営者情報