外部建具には、アルミ、樹脂、木製の3種類があります。日本では、アルミが主に使われています。しかし家造りにおいて、断熱を非常に重視している海外では、樹脂および木製のシェアが100%近くを占めています。アルミは熱伝導が高く、外気温を内部に伝えやすいことから、結露現象を起こす原因となります。だから、海外の住宅にはほとんど採用されません。日本でも、北海道や東北地方のような寒冷地では、アルミよりも樹脂、木が多く使われています。近年では日本のメーカーで樹脂サッシやアルミと樹脂サッシを組み合わせたものも造られるようになりました。なので窓の結露がなくなり、建具としての問題は解決したかのように思われています。しかし、枠と建具の密閉性が乏しいことと、アルミ本体の重量が軽いので防音性に欠けてしまう問題点は残っています。ただ軽量なので窓の開閉は、比較的簡単にできます。樹脂だけのサッシも作られていますが、これもアルミ樹脂と同じ欠点があります。木製サッシはこのなかで、もっとも熱伝導率が低く、断熱性や吸音性に優れています。また枠や建具本体の見栄えもよく、高価に見えます。反面、枠と本体共に木で作られているため、外部面は雨や湿気などで劣化しやすく、数年でメンテナンスをしなければならないのがデメリットです。またコストはもっとも高く、アルミと比較すると3〜5倍ほどになってしまいます。
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